クラウドコンピューティングは、事業継続力の向上に貢献するか?

クラウドコンピューティングは、何らかのコンピューティング資源(ソフトウェア、ハードウェア、処理性能、記憶領域、ファイル、データなど)をネットワークを通じて利用する形態の総称として用いられ、ソフトウェアパッケージを利用するSaaS、アプリケーション実行用のプラットフォームを利用するPaaS、ハードウェアやインフラを利用するHaaS、IaaS等があります。
利用する企業は、これらの資源を自社で保有および管理しないため、自社が地震や火災等で被災しても、これらの資源を利用する際に使用する末端のノードやネットワークが復旧すれば利用可能になるので、自社で保有および管理していた場合と比較して、予防策や代替策が非常に簡単になり、結果として事業継続力の向上に多大な貢献をすることになります。ただし、これはあくまでも自社側のことで、クラウドコンピューティングサービスを提供しているプロバイダー側にどのような事業継続力があるかで、利用する企業の事業継続力も大きく左右されてきます。